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2020年最後のご挨拶

ナチュラルケア水道橋外来センターは本日29日(火)もちまして本年の営業を終了させていただきました。

 

本年も沢山の方々のご来院誠にありがとうございました。

 

皆様におかれましてはどのような年になりましたでしょうか?

 

今年は新型コロナウイルの発生により、世界中で未曾有の状況に見舞われました。お亡くなりになられた方々のご遺族様には心よりお悔やみ申し上げます。

 

4月の緊急事態宣言によって多くの困難と制限を受けました。当院も緊急事態宣言が発令された日から当面の間はオフィスをクローズしました。そして、早急に新型コロナウイルスに対する対応策を立て、皆様により安全に施術を受けていただくための対応を実施してまいりました。

 

お陰様で現在の所、当院からの感染者やクラスターの発生はしておりません。しかし、油断は禁物で、冬季に入り第3波が訪れ国内の陽性者数も急増しており、医療機関の圧迫など深刻な状態が迫ってきておりますので、引き続き来年以降も万全体制で臨床を継続していきたいと思います。

 

4月、5月は緊急事態宣言の影響もあり、来院者数は前年比と比較して50%以下になりましたが、状況が経過するにつれて70%台まで回復いたしました。

 

このような大変な状況の中でも足を運んで頂いた皆様には本当に感謝しかありません。

 

一方、正直に心の内を申し上げますと、緊急事態宣言中はかなり落ち込みました。

 

その理由としましては、これまで沢山の患者様の痛みの緩和と健康増進に寄与してきたと自負しておりましたが、来院者の落ち込みにより本当の意味で皆様の健康にお役に立てていたのだろうかという自問自答と葛藤する日々が続いていたからです。

 

もちろん、安易に外出は控えるべき時期でしたし、緊急性の高い(痛みによる困難等)患者さん以外は、来られないのは当然でした。

 

「緊急性のある痛みを取ること」はカイロプラクターとしての義務ですが、当院のコンセプトではその先にある「症状の改善のみならず持続可能な健康のための予防メンテナンス」に力をいれておりました。

 

ですからコロナで、メンテナンスに訪れる患者様が減ると、「その必要性がなかった」と否定されている気持ちになりました。

 

もちろん、誰もそんなことを言っておりませんし、そう思っている訳ではないと頭では思っていてもやっぱり落ち込みます。

 

しかし、緊急事態宣言が解除され時が経つにつれ、徐々に患者様が戻ってきてくださり、皆様一様に仰るのは「改めて健康であることが何よりの財産だね」という言葉を聴けたときには、これまでやってきてきたことは「間違いではなかった」という自信と確信に変わりました。

 

まだ一部の高齢者の方や、実際に来たくても来れないという患者様も多数おられますので、1日も早い終息を願って、これからも感染予防を徹底的に努めて参りますので、来年もよろしくお願いいたします。

 

改めて、本年も皆様のお陰で仕事納めできましたことを厚く御礼申し上げます。

 

それでは、善いお年をお迎えくださいますよう願っております。

 

 

ナチュラルケア水道橋外来センター

文責:院長 朝倉穂高