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春のからだに向けて

本日2月3日は節分ですね。

 

節分は雑節の1つで、季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のことです。

 

まさに読んで字の如く節を分けてるワケですが、旧暦では立春が1年の始めなので節分といえば、一般的に立春の前日を示すようになったそうです。そのため、現在でも節分のことを「年越し」という地方もあるそうです。

 

節分に行われる豆撒きは、追儺(おにやらい)という宮中行事と寺社が邪気を祓うために節分に行っていた豆打ちの儀式が合わさったものといわれているそうです。

 

当院近くの讃岐金刀比羅宮東京分社でも節分祭が斎行されます。

 

またこの時期は先月の大寒を迎え1年で一番寒い時です。

大雪も大変でしたが、この時期に例年降ることが多いですね。

 

この寒さ、「寒の気」は生き物にとって大変重要なもので、この寒気によって生命力を増すと云われています。

 

確かにこの時期にしっかり寒の気を感じておかないと、体は季節の変化を感じ難くなって、春の体に変化するときにスムーズに変化出来なくなり、結果‟体調を崩しやすい”‟最近ずっと調子が良くない”ということにつながります。

 

自然界では「不断の変化」が基本ですが、文明社会にどっぷり浸かり過ぎていると「変化する」という当たり前を忘れがちです。

 

ぜひ、意識的に季節を感じ楽しむように心掛けてみては如何でしょう。

 

鬼は外~! 福は内~! □┐(⌒▽⌒)/゜°。゜。°゜

 

文責:朝倉穂高