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竹島 Blog 17/君のブランドとは何だ?

最近言葉は変われども、様々な方にこの部分を詰められている感じがします。

商売をしている人間なら必ず当たる問題。「どんなお客様に何を提供していきたいと考えているのか。これが明確でない人はうまく行かない。」と商売の先輩に自分の特徴を出すことの重要性を説かれます。

「誰にでも幸せになっていただきたい。」これは商品を提供する側にあって、誰もが思うことですし、正解以外の何者でもないはずが、商売上では意外にうまくいかないことが多いように思います。実際にこの考えだけでは失敗している方が多いのではないでしょうか。

きっと狙いがはっきりしていない分、サービスを具体化する段階でボケて甘くなるんでしょうね。そして周りとの宣伝文句の違いがなくなって、自分の商売を周りと差別化できない結果となる。

提供する側というのは、何でもできるように見せたいがために、緩い宣伝文句を掲げる人が多いですが、実際はできるわけではなく、お客様からすると何に強い会社なのか分かりづらい。その対局のやり方となりますが、反対にターゲット層を狭くして、自分のサービスを専門特化した方が特徴が出て、お客様に分かりやすいということなのでしょう。

また、様々勉強していく中で、お客様はこちらが思う以上にサービスに対して受け身である、ということも知りました。情報過多な時代の中で、お客様は潜在的にいいものを求めてはいるが、それを積極的に探している人は多くはない。だからと言って探していないわけではない。いつも自分にとっていい情報はないか待っている。自分を惹きつける情報はないか潜在的に探している、ということなんですね。

そして例えこちらが良いものを提供してとても喜んでいただいたとしても、お客様に次々起こる日常の情報の中で、その感動は埋没していってしまう。つまりは商品を提供する側というのは、定期的な情報配信をすることも重要、ということになります。

ナチュラルケアは個人事業主の集まりだからこそ、この個人のブランド性を明確にしておかなくてはなりません。他の施術者と部屋は隣り合っていても、隣の区間は別な会社だと私は考えています。施術者は100人いれば100様の治療哲学や施術法がありますが、我々は厳しく自分の考えを詰めなくてはいけない、ということなんですね。

私個人としては、20年前の社会人になりたての頃から「いつか商売がしたい。」という感覚はあったので(本当にできるとは思っていませんでしたが)、様々な会社の人の接客態度や宣伝に対する印象、売り出し方、ブランドのイメージ性などを見てきたつもりです。しかし実際にサービスを提供する側になると必要なものが全く変わります。自分がして欲しいことを提供する、という商売1年生の感覚を早く抜かなくてはいけなかったんですね

そして、いいものを提供しようとするよりも「自分がここにいて、何を提供できるのか。」これを多くの方にわかってもらう方が100倍大切だと知りました。これに必要なのは、自分の特徴を煮詰める作業と効果的な宣伝法ですよね。

日々、商売について学ぶ中で、自分の中で様々な考えが変わり続けています。目からウロコ、当初の自分は半分残っているのかかもしれませんが、半分は変り続けています。変われない経営者は「死」を意味するそうです。学んで、実践して、考えをどんどん進化させ続けなくてはいけないということですよね

今後「CHIROPRACTIC TAKESHIMA」はさらに進化して再始動していきます。引き続き皆様のご厚情を賜れれば幸いであると思います。

ナチュラルケア水道橋外来センター
文:竹島